ブログ|薬円台で歯科をお探しの方は古池歯科まで

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歯を抜けたままにすると、どうなる?

2024/04/22 (月)

船橋市の歯医者、古池歯科の院長 古池崇志です。

歯を失った際の治療方法は様々ありますが、比較的高額になることもあり「抜けたままにしても良いのでは」と考える方もいらっしゃいます。しかし、歯を失った後でそのまま放置することにはリスクもあります。歯が無いことにより見た目の問題もありますが、それだけでなく健康への悪影響もあります。今回の記事では歯を失ったままにしておくリスクに関してお伝えいたします。

 

▼歯を抜けたままにするリスク

歯を失うと、最初は見た目が気になるかもしれませんが、それ以上に大きな問題が潜んでいます。抜けた歯のスペースにより、隣の歯が抜けた歯の箇所に傾いてしまったり、反対側の歯が長くなってしまったりする可能性があります。これは噛む(咀嚼)機能の低下を招き、栄養摂取のバランスに影響を与える場合があります。また、歯が抜けた箇所の顎の骨は少なくなり、顔の形状を変える要因となることもあり得ます。

 

▼機能的な問題

歯が抜けた状態は、見た目に影響するだけでなく発音の問題や噛む(咀嚼)機能の低下を招きます。特に、前歯を失った場合、発音に影響が出やすく、社交面での自信喪失につながることもあります。また、噛む(咀嚼)機能の低下は食事の楽しみを減少させ、栄養不足にもつながり兼ねません。このように歯が抜けた状態にすることは様々な機能的な問題も引き起こすリスクがあります。

 

▼ 歯科での解決策

歯科医院では、葉が抜けた箇所の欠損した歯の対処法として、インプラント治療やブリッジ、入れ歯など様々なオプションを提供しています。それぞれのケースに応じて、最適な治療法を提案し、機能的かつ審美的に優れた結果を目指します。歯医者での適切な対応は、患者さんの日常生活の質の向上に大きく寄与します。

治療にはそれぞれメリットとデメリットが存在します。歯科医師としっかり相談した上で充分な検討をすることが重要です。

 

まとめ

歯を抜けたままにすることは、歯を牛なかった所にもよりますがリスクを伴うことがあります。リスクを避けるためには、歯科医院での適切な対処が必要です。見た目や機能を回復させることで、日常生活の質の向上につながります。治療法は様々あり、それぞれのメリットとデメリットを理解した上で選択することが大切です。歯を失ったら早めに歯科医院を訪れ、専門のアドバイスを受けることをお勧めします。自分に合った治療で、健康で美しい笑顔を取り戻しましょう。

人気の入れ歯「ノンクラスプデンチャー」は本当に良いの?

2024/03/25 (月)

船橋市の歯医者、古池歯科の院長 古池崇志です。

当院は入れ歯治療が得意ということも有り、多くの入れ歯患者様がいらっしゃいます。

皆さんは「ノンクラスプデンチャー」をご存知でしょうか? 通常のいればと比べて周囲から入れ歯ということが分かりにくいため、入れ歯の見た目を気にされる患者様からは注目を浴びております。もちろん見た目が良いことは素晴らしいですが、「誰にでも適しているか?」という質問に対しては必ずしも「YES」とは言えません。

今回はノンクラスプデンチャーに興味を持っていただいている方にはもちろん、今まで知らなかった方にも参考にしていただきたいと思います。

 

 

ノンクラスプデンチャーとは

通常入れ歯というものは残っている歯に入れ歯の留め具をひっかけて固定します。この留め具は「クラスプ」と呼ばれており金属で作られることが一般的です。そのような金属製の留め具(クラスプ)は周囲に目立つことがあり、見た目を気にする方にとっては悩みのタネとなっていました。ノンクラスプデンチャーは金属製の留め具(クラスプ)を使用しないで固定する入れ歯であるため、周りから入れ歯と気づかれにくいことが最大の特徴です。

そのような特徴から、中にはお出かけ用や、冠婚葬祭用など、シチュエーションにあわせてノンクラスプデンチャーをご使用いただく患者様もいらっしゃいます。

 

ノンクラスプデンチャーのデメリット

見た目が良いノンクラスプデンチャーですが、良いところばかりではなくデメリットもあります。下記にいくつか挙げてみます。

安定性に欠ける

ノンクラスプデンチャーは、口の中での安定性が留め具(クラスプ)を使用する場合よりも低くなる可能性があります。特に、食事中や会話中に動きやすくなることがあります。そのため「固いものでもしっかり噛みたい」という場合には不向きです。

着脱が難しい

ノンクラスプデンチャーは、留め具(クラスプ)が無いために装着や取り外しが難しい場合があります。特に初めて使用する方にとっては、適切な方法で装着することが難しいことがあります。

噛み合わせが不安定

ノンクラスプデンチャーは、噛み合わせの不安定性を引き起こすことがあります。これは、食事中に食べ物が入り込んだり、入れ歯が動いたりすることで噛み合わせが狂ってしまうことがあるためです。

 

上記のように「失った歯を補って、しっかり噛む」という入れば本来の機能は劣ります。見た目(審美性)に特化した入れ歯といえるでしょう。

 

美しさと噛む機能を両立させた入れ歯

上記のようにノンクラスプデンチャーは、噛む機能が低いというデメリットがありますが、そのデメリットを補う入れ歯があります。それはノンクラスプデンチャーの周りから見えにくい部分にだけ金属を利用することです。固い金属を利用することでしっかりと噛むことができますし、周囲から見える部分にはノンクラスプデンチャーに使用する樹脂が見えるように作成することで、周囲からは自然なお口の中に見え、入れ歯を付けているとが分かりにくくなります。

 

まとめ

ノンクラスプデンチャーは、自然なお口に見えるというメリットがあり人気ですが、一方で噛む機能が低いというデメリットがあります。ノンクラスプデンチャーに限らず入れ歯には種類がありますので、特徴を理解したうえでご自身の要望に合わせて選ぶと良いと思います。

入れ歯は昔からある治療ですが、常に進歩しています。なにか課題があった際に「どうせ入れ歯は、、、」と諦めず、まずは専門の歯医者に相談しましょう。

当院では複数の入れ歯を患者様一人ひとりにあわせてオーダーメイドで作成しています。相談も無料で受け付けていますので、お気軽にご相談ください。

入れ歯に慣れる方法・期間は?

2024/02/20 (火)

皆さんこんにちは、船橋市薬園台駅そばの歯科医院、古池歯科の院長 古池崇志です。

「入れ歯になかなか慣れない」

「入れ歯が合わなくてストレスを感じる」

そのような悩みを持たれている方も多いのではないでしょうか。

 

今回は入れ歯に慣れるまでの対処方法、期間などをご紹介いたしますので、入れ歯が合わないことで悩んでいる方は是非ご一読ください。

 

入れ歯に慣れる方法

まずは水を飲む練習をしましょう。

初めのうちは水を飲むとむせてしまうこともありますが、徐々に慣れていきます。食事に関しては、まずは柔らかい食べ物から食べ始めましょう。噛むことに慣れてきたら徐々に固い食べ物も食べるようにすると良いです。

最初から固い食べ物を食べると顎を痛めてしまう可能性があります。柔らかい食べ物から徐々に慣らしていきましょう。

 

入れ歯を付ける際はリラックスしましょう

入れ歯に慣れるまでは異物感があり不快に感じることが多いです。ただそのような感情のまま入れ歯を装着していると、慣れるまで時間がかかってしまいます。

音楽を聞いたり好きなことをしてリラックスをすることで、入れ歯の異物感から意識をそらしましょう。

 

声に出して言葉を発しましょう

入れ歯に慣れていくためには、入れ歯をお口になじませることが大切です。入れ歯を装着した状態で、本を音読したり、発音しにくい言葉を何度も繰り返して言葉として発してみましょう。

 

入れ歯の適応期間

入れ歯に適応するまでの時間は個人差がありますが、お口の中で感じる違和感は通常1週間ほどで軽減します。ゆっくり話すことで会話は3日目くらいから慣れ始めます。

初めは大きな違和感を感じることもありますが、1カ月を目安にして入れ歯が徐々に適応されます。さらに、一度適応した入れ歯が再び違和感を引き起こすことはほとんどないようです。

 

入れ歯によって慣れやすい・慣れにくいの違いはあるか?

一言にいればと言っても、様々な素材のものがあり、その違いにより異物感を感じる度合いは異なります。また、素材の問題だけでなく、入れ歯を作成する際に精度高く作成できたかどうかも慣れやすい・慣れにくいと感じる要素になり得ます。

 

精度の高い入れ歯

お一人おひとりのお口の中は異なりますので、自分にあった入れ歯を作成することは異物感を感じないためにも重要です。入れ歯を作る際は、まずお口の中の型取りが行いますが、その前に口内の状態を整える必要があります。

たとえば、歯茎に腫れがあると口の中が変化してしまうため、作った入れ歯が適合しづらくなります。そのため、腫れなどを抑えるために歯のクリーニングなどの処置を行うことも必要となります。

 

素材による違い

入れ歯を作る素材によっても入れ歯に慣れるまでの期間は変わります。例えば保険適用で作る入れ歯はプラスチックを使用します。プラスチックは柔らかいため噛むために必要な強度を得るためには一定の厚みが必要となります。

一方で固い金属素材を使用した入れ歯は素材に強度があるため、薄いて強度のある入れ歯を作ることができます。素材が薄いほど異物感を感じづらく、早く馴染む感覚を得られやすいと思います。

 

 

まとめ

お口の中は敏感なため、ちょっとしたものでも異物感をかんじてしまいます。入れ歯を入れた当初は異物感を感じると思いますが、その後のトレーニングの実施次第で早く慣れることが可能です。また、そもそも自分の口にあった入れ歯を入れることも重要です。そのためには日頃お口の中をしっかりとケアしておくことや素材選びも重要な要素です。

精度の良い入れ歯を作るうえでは歯科医師の技術力の高さが必要なことは言うまでもありません。入れ歯の経験豊かな歯科医師を選ぶようにすることも大事なポイントです。

当院は入れ歯治療を得意としており、豊富な実績があります。ご不明点がありましたらお気軽にお問い合わせください。

あっていない入れ歯。使い続けても大丈夫?

2023/10/23 (月)

船橋市の薬円台・習志野台エリアにあります歯科医院、古池歯科の院長 古池崇志です。

私は入れ歯治療の専門医であり、得意分野ということもあり、多くの入れ歯にお困りの患者様がいらっしゃいます。

 

入れ歯は非常に便利なものですが、自分の口に合っていないと不具合を感じたり、それによって入れ歯に対してストレスを感じてしまう方も多いと思います。

「もしかしたら入れ歯が合っていないかも」

と感じる方は、ぜひ以下の内容を一読ください。

 

▼入れ歯が合っていないと感じるサイン

入れ歯が適切でない場合には、以下のようなサインが現れることがあります。

・痛みや違和感を感じる。

・入れ歯よく外れる

・吐き気がする

・話しにくい

・力を入れないと咬めない

・食事をするのに力が入らない

 

このようなサインがある方は、入れ歯が合っていない可能性があります。

「入れ歯だからしょうがないか」と、自分に合っていない入れ歯を使い続ける方もいらっしゃいますが、自分に合っていない入れ歯を使い続けるリスクもあります。

 

▼合わない入れ歯を使い続けるリスク

・噛み合わせに不一致

入れ歯が合っていないと、噛み合わせが正確でなくなります。それにより食べ物を噛む力が均等でなくなり、周囲の歯や顎に負担がかかってしまいます。残っている健康な歯の寿命を縮めてしまったり、顎の骨が痩せてしまう可能性もあります。

 

・話し方の障害

入れ歯が合っていないことにより、口の中で入れ歯が浮いたり動くことがあります。それが原因で話し方に支障が出る場合もあります。

 

・お口の中の環境が悪くなる

入れ歯が合わないまま使用し続けると、口の中に細菌が増殖しやすくなります。それにより口臭や歯周病になる可能性が高まります。

 

▼入れ歯が合わない場合の対策

入れ歯が合っていないと感じた場合は、遠慮せずに歯科医師に相談することが大切です。口腔の状態は個人によって異なるため、患者さんに合わせた適切な調整が必要です。歯科医師は専門知識と経験を持っており、問題を解決するために的確なアドバイスを受けることができます。

 

また、入れ歯のトラブルを防止するためには、次のような事も効果があります。

・定期的なメンテナンスを受ける

・正しい使い方とケアを心掛ける

・食事に注意する

・口腔周囲の筋力を鍛えるエクササイズを行う

 

合わない入れ歯を補助する入れ歯安定剤もあります。

しかし応急処置程度のものですので、根本的な解決にはなりません。

 

▼まとめ

合わない入れ歯を使い続けることは、痛みや不快感だけでなく、健康な歯や顎にも悪い影響があります。入れ歯が合っていないと感じたら、自分だけで解決を試みずに歯科医師に相談しましょう。適切な対応を行うことで、入れ歯の違和感やトラブルを解消し、快適な入れ歯生活を送ることができます。口腔の健康を維持するためにも、定期的なメンテナンスと適切なケアを心掛けましょう。

 

入れ歯に関する悩みや問題を解決するために、この記事がお役立ちであれば幸いです。

大切な入れ歯を長く利用するための秘訣とは

2023/07/21 (金)

船橋市の歯医者、古池歯科の院長 古池崇志です。

当院は入れ歯治療が得意ということも有り、多くの入れ歯患者様がいらっしゃいます。

歯を失ってしまい、新たに入れ歯を作成される方もいらっしゃれば、「使用中の入れ歯が壊れた、、、」という理由でお越しになる方もいらっしゃいます。

 

入れ歯は多くの人々にとって、歯の健康と自信を取り戻すための貴重な道具です。しかし、時には入れ歯が壊れてしまうこともあります。今回は、入れ歯の壊れる理由、壊れないための対策についてご案内いたします。

 

 

入れ歯の壊れる理由

入れ歯が壊れる理由はいくつかあります。以下にいくつかの一般的な理由を挙げます。

 

・長期間の使用による摩耗

入れ歯は毎日の噛む力や噛み合わせのストレスがかかります。時間の経過とともに、入れ歯の材料は摩耗し、劣化する可能性があります。

 

・不適切なケア

入れ歯の適切なケアが行われない場合、細菌やカビの繁殖が起こり、入れ歯の材料を劣化させることがあります。また、適切な清掃が行われないと、食べかすや異物が入り込んで入れ歯を破損させることもあります。

 

・調整や修理の欠如

入れ歯は口の形状や噛み合わせに合わせて作られますが、口の変化や入れ歯の材料の変化により、調整や修理が必要になることがあります。入れ歯の調整や修理が適切に行われないと、入れ歯が不適切な負荷を受けて壊れる可能性があります。

 

・噛み合わせの問題

入れ歯の噛み合わせが正しく調整されていない場合、噛む力が不均等にかかり、入れ歯やその周囲の組織に過度のストレスがかかることがあります。これにより、入れ歯が破損する可能性があります。

 

・事故や落下

入れ歯が事故や落下によって強い衝撃を受けると、破損する可能性があります。特に、入れ歯を洗う際などに外した状態での取り扱いには注意が必要です。

 

 

入れ歯の壊れ方や耐久性は、材料の品質や作製技術、入れ歯の使用状況やケアの適切さにも影響されます。定期的なメンテナンスや歯科医師との相談を通じて、入れ歯を最適な状態で保つことが重要です。

 

 

壊れないための対策

入れ歯が壊れないようにするためには、以下の対策を実践することが重要です。

以下の対策を実践することで、入れ歯の寿命を延ばし、壊れにくくすることができます。

 

・適切な清掃とケア

入れ歯は毎日清掃する必要があります。歯ブラシや専用の入れ歯用ブラシを使用して、食べかすや細菌を取り除くことで、最近やカビの繁殖を抑え劣化を防ぎます。入れ歯用の洗浄剤や入浴用のクリーナーを使用して、入れ歯を消毒し清潔に保ちます。また、清掃の際には入れ歯を割らないように注意してください。

 

・適切な取り扱いと保管

入れ歯を取り扱う際には注意が必要です。硬い食べ物や噛むべき物を食べる前には、入れ歯を取り外すことをおすすめします。また、入れ歯を落下や事故から守るために、取り外した際はクッションのある場所で保管するか、専用の入れ歯ケースに入れて持ち運びましょう。

 

・正しい噛み合わせと調整

入れ歯の噛み合わせが正しくない場合、不均等な負荷がかかり壊れやすくなる可能性があります。定期的に歯科医師に相談し、必要に応じて入れ歯の調整や修理を行ってもらいましょう。

 

・定期的なメンテナンスと検診

入れ歯は定期的なメンテナンスが必要です。歯科医師の指示に従い、定期的にクリーニングや調整を受けることで、入れ歯の耐久性を高めることができます。また、定期的な口腔検診を受けることも重要です。

 

・高品質な材料と適切な作製

入れ歯の耐久性は材料の品質や作製技術にも依存します。歯科医師と相談し、高品質な材料を使用して入れ歯を作製することで、より耐久性のある入れ歯を得ることができます。

 

 

とはいえ、入れ歯が壊れてしまったら、、、

入れ歯が壊れた場合、そのまま使用するとさらに破損のリスクが高まる可能性があります。一時的に入れ歯を使用しないようにし、咀嚼や噛み合わせに支障をきたすことがないように注意してください。

 

入れ歯が壊れたら、できるだけ早く歯科医師に連絡し、相談してください。歯科医師は適切な修理や調整を行うことができます。予約を取り、できるだけ早く診察を受けるようにしましょう。

 

 

まとめ

入れ歯の壊れる理由、壊れないための対策についてご紹介しました。入れ歯のメンテナンスや口腔ケアは、健康な口内環境を保つために重要な要素です。適切な清掃や食事の選択、そして定期的な歯科検診を通じて、入れ歯を長持ちさせることができます。入れ歯の壊れた際には、迅速な歯科医師への相談が大切です。専門家のアドバイスを受けながら、最適な対応を行いましょう。

入れ歯(義歯)は噛めない?見た目が悪い?

2023/06/13 (火)

こんにちは。船橋市薬園台駅から徒歩1分の古池歯科の院長古池です。

以前他の医院で入れ歯を入れた患者さまから、

「入れ歯はやっぱり噛みづらいですね」

「入れ歯は金具が見えるので、おもいっきり笑えない」

といった事を言われることがあります。

 

確かに、入れ歯によっては噛みづらいもの、金属のバネ外から見えるものもありますが、そのような悩みを解決できる入れ歯もあります。一言に入れ歯と言っても種類があり、それぞれ特徴があります。

そこで今回は各種入れ歯の種類と特徴についてお伝えしいこうと思います。

 

 

◆よく言われる保険のデメリット

入れ歯の種類の話をする前に、よく言われる入れ歯のデメリットをお伝えします。

これは主に保険のプラスチック製の入れ歯のデメリットのことを指摘されているものとなります。これからご紹介していく入れ歯によっては、このデメリットを補うことができます。

・固定されていないため、食べるのが難しい。

・素材が固くなく、固いものが噛めない。

・素材に厚みがあり、異物感を感じる。

・プラスチックは熱伝導しないので、食物の温かい冷たいが伝わりにくい。

・プラスチックは臭いが付きやすいため、清掃しても臭う。

・金属のバネで周囲の歯に引っ掛けているので、周囲の歯に負担がかかる。

・金属のバネが外から見えて、見た目が美しくない。

 

最近ではこのような一般的にイメージされる入れ歯のデメリットをだいぶ克服するものが登場してきています。これから代表的なものをご紹介します。

 

◆食事が美味しく食べれる【金属床

金属床とは、主要部分を金属で作製した入れ歯のことです。保険の入れ歯はプラスチックを材料としているため、厚みをだすことで強度を確保しており、その厚みが異物感を感じる原因となっていました。金属床は金属のため薄く作製することで異物感を感じることなくご利用いただけます。

また、金属の硬さと熱伝導が美味しく食事をすることを助けてくれます。硬さがあることでしっかりと固いものでも噛めるため、好きなものを食べていただくことができますし、熱伝導により温かい冷たいを感じられるため、食事を美味しく楽しむことができます。

 

◆見た目が美しい【ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャーとは、金属のバネが付いていない入れ歯のことです。従来型の保険の入れ歯は金属の針金を周囲の歯に引っ掛けることで固定していますが、ノンクラスプデンチャーは、金属のバネの代わりに歯茎の色に似た樹脂を使用しています。

バネが外から見えないことで、従来の入れ歯に比べると非常に自然で美しい口元となり、周囲の人から入れ歯と気づかれる事はほとんど無くなりますので、おもいっきり口を開いて笑うこともストレスなくできます。

中には、お出かけ用、イベント用と、普段とは違うオシャレをしてお出かけする時のための入れ歯として使用される方もいらっしゃいます。

 

◆良いとこどりの【金属床+ノンクラスプ

上でご案内しました金属床とノンクラスプをうまく融合したものとして、【金属床+ノンクラスプ】があります。金属を使用することにより、プラスチックやノンクラスプよりもしっっりと噛むことができます。また、見えるところには金属を使用しないため見た目も美しいです。強度と美しさを兼ね備えたハイブリッド型の入れ歯となっています。

 

 

◆まとめ

入れ歯(義歯)も種類が増えており、様々な患者様のニーズに対応できるようになっております。これから歯を抜く方もあらためてメリット・デメリットを踏まえて選択肢の一つとしていただくのはいかがでしょうか。

また、すでに入れ歯を入れている方で、不具合・ストレスを感じている方は見直しを検討していただいても良いと思います。入れ歯は毎日着用するものですので、その負担・ストレスが軽減されることで、生活が豊かになります。

ご不明点がございましたらお気軽にご連絡ください。

入れ歯(義歯)とブリッジどちらがいいの?

2023/05/19 (金)

こんにちは。船橋市薬園台駅から徒歩1分の古池歯科の院長古池です。

歯を抜く事になった場合にどの治療がいいの?と悩まれる方も多いのではないでしょうか。

 

今回は歯を失った際の主な治療法であるブリッジと入れ歯(義歯)を選ぶ上でのポイントをお伝えしてきます。

題名にもあります「入れ歯(義歯)とブリッジどっちがいいの?」という質問に対してですが、結論、患者さまお一人おひとりのお口の中の状況や、ご要望によってお勧めするものは異なります。それぞれ特徴がありますので、まずはその特徴を知ることが大事です。

 

◆そもそも、抜けたままにしてはダメなの?

「歯が抜けた状態で、そのまま何もしない大丈夫?」

と聞かれることもあります。一番奥歯の場合は、ケースによっては何もしないということもありますが、基本的には何かしらの治療をすることをお勧めします。

抜けた状態をそのまま放置しておくと、抜けた場所に周囲の歯が傾いてきて歯並びが悪くなり、元に戻すためには矯正治療が必要となってしまいます。よほどの事情がない限りは、歯が抜けた状態で放置することを積極的にはお勧めできません。

 

 

◆入れ歯の特徴

入れ歯は歯を失った際の治療法としては歴史のある治療法です。治療箇所に合うように作製することができるため、幅広い症状に対応が可能です。

また、周囲の歯を大きく削ったり、外科手術をしたりすることも無く、治療期間が比較的短いことも特徴です。

 

入れ歯と聞くと、

「周囲に目立って、はずかしい」「固いものを嚙みにくい」というイメージをお持ちの方も少なくないですが、現在は種類も複数あり、目立ちにくいものや、固いものでも噛みやすい入れ歯もありますので、ご要望に応じて選択できるようになっています。

 

 

◆ブリッジの特徴

ブリッジは失った歯の両側の歯を削って支える土台とし、その土台の歯に連結した人口の歯を被せて固定する治療法です。元の歯に近い形状に戻せますので、セラミックの人工歯を使用すれば見た目が自然で目立ちづらいです。

入れ歯よりも固いものでも比較的しっかり噛むこともできます。固定式ですので、食事後に外して洗浄する手間は無く、通常の歯磨きをすることで清潔さを保てます。

 

 

◆入れ歯(義歯)とブリッジでは、どちらを選べばいいの?

歯を失った箇所や、周囲の歯の状況によって判断も異なります。例えば、1本だけ歯を失った場合は、隣の歯を過去に” 削ったことがある歯”であればブリッジをお勧めする場合があります。ブリッジのデメリットは隣の歯を大きく削ることになります。隣の歯が健康な歯であれば大きく削る事はデメリットとなりますが、既に削られている場合は、デメリットは軽減できます。

 

逆に、失った歯の隣の歯が健康な場合、または連続して複数の歯を失っている場合は、入れ歯をお勧めする場合があります。失っている歯が複数の場合、ブリッジでは土台となる歯への負担が大きくなります。長期的に天然の歯を多く残すという観点で考えると、天然の歯に負担をかける事は積極的にはお勧めできません。

 

 

◆まとめ

入れ歯(義歯)とブリッジの特徴を理解し、自分が何を優先順位高く求めるかと照らし合わせるようにしましょう。また、冒頭でお伝えしました通り、お一人おひとりのお口の中の状況によってお勧めする内容も異なります。

一般的には患者さまご自身で判断することは難しいと思いますので、まずは歯医者さんでしっかり検査していただき治療の選択肢を提示してもらいましょう。

ブログを開始いたします。

2023/04/21 (金)

本日よりブログを開始いたします。

 
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