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2023/06/13 (火)
こんにちは。船橋市薬園台駅から徒歩1分の古池歯科の院長古池です。
以前他の医院で入れ歯を入れた患者さまから、
「入れ歯はやっぱり噛みづらいですね」
「入れ歯は金具が見えるので、おもいっきり笑えない」
といった事を言われることがあります。
確かに、入れ歯によっては噛みづらいもの、金属のバネ外から見えるものもありますが、そのような悩みを解決できる入れ歯もあります。一言に入れ歯と言っても種類があり、それぞれ特徴があります。
そこで今回は各種入れ歯の種類と特徴についてお伝えしいこうと思います。
入れ歯の種類の話をする前に、よく言われる入れ歯のデメリットをお伝えします。
これは主に保険のプラスチック製の入れ歯のデメリットのことを指摘されているものとなります。これからご紹介していく入れ歯によっては、このデメリットを補うことができます。
・固定されていないため、食べるのが難しい。
・素材が固くなく、固いものが噛めない。
・素材に厚みがあり、異物感を感じる。
・プラスチックは熱伝導しないので、食物の温かい冷たいが伝わりにくい。
・プラスチックは臭いが付きやすいため、清掃しても臭う。
・金属のバネで周囲の歯に引っ掛けているので、周囲の歯に負担がかかる。
・金属のバネが外から見えて、見た目が美しくない。
最近ではこのような一般的にイメージされる入れ歯のデメリットをだいぶ克服するものが登場してきています。これから代表的なものをご紹介します。
金属床とは、主要部分を金属で作製した入れ歯のことです。保険の入れ歯はプラスチックを材料としているため、厚みをだすことで強度を確保しており、その厚みが異物感を感じる原因となっていました。金属床は金属のため薄く作製することで異物感を感じることなくご利用いただけます。
また、金属の硬さと熱伝導が美味しく食事をすることを助けてくれます。硬さがあることでしっかりと固いものでも噛めるため、好きなものを食べていただくことができますし、熱伝導により温かい冷たいを感じられるため、食事を美味しく楽しむことができます。
ノンクラスプデンチャーとは、金属のバネが付いていない入れ歯のことです。従来型の保険の入れ歯は金属の針金を周囲の歯に引っ掛けることで固定していますが、ノンクラスプデンチャーは、金属のバネの代わりに歯茎の色に似た樹脂を使用しています。
バネが外から見えないことで、従来の入れ歯に比べると非常に自然で美しい口元となり、周囲の人から入れ歯と気づかれる事はほとんど無くなりますので、おもいっきり口を開いて笑うこともストレスなくできます。
中には、お出かけ用、イベント用と、普段とは違うオシャレをしてお出かけする時のための入れ歯として使用される方もいらっしゃいます。
上でご案内しました金属床とノンクラスプをうまく融合したものとして、【金属床+ノンクラスプ】があります。金属を使用することにより、プラスチックやノンクラスプよりもしっっりと噛むことができます。また、見えるところには金属を使用しないため見た目も美しいです。強度と美しさを兼ね備えたハイブリッド型の入れ歯となっています。
入れ歯(義歯)も種類が増えており、様々な患者様のニーズに対応できるようになっております。これから歯を抜く方もあらためてメリット・デメリットを踏まえて選択肢の一つとしていただくのはいかがでしょうか。
また、すでに入れ歯を入れている方で、不具合・ストレスを感じている方は見直しを検討していただいても良いと思います。入れ歯は毎日着用するものですので、その負担・ストレスが軽減されることで、生活が豊かになります。
ご不明点がございましたらお気軽にご連絡ください。